鳩山首相の迷走が覆い隠しているもの

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鳩山首相が批判されていることについて非常に違和感を感じるので書いてみる。
愚かであることは批判の対象になる、それが特に責任が重い立場であれば当然だと思う。
歴代の日本首相がそれを証明しているし、実際に愚かだと感じることが多かった。

しかし、愚直であることは必ずしも批判に値しない。
鳩山首相は今までにないオープンな議論を行い、出来るだけ事前調整と呼ばれるような密室の談合を行わず各所から意見を引き出しているように見える。
その結果今までは覆い隠されてきた非常にシンプルな問題の結論が出ているのではないかと思う。

それは米軍の基地移設についてである。
単刀直入に言えば誰も米軍基地の移設や新設を望んでいない。
もっと言えば米軍が身近にあることを誰も望んでいない。

異論はあるだろうか?
米軍の移設先候補に挙がった地域の住民や首長など全て反対を表明している。
現在の基地周辺も同様だ。

全国民が基地の移設先について反対しているはずだ。
どこならば納得かと言えば海外であるとほとんどの人が考えている。
誰も国内の移設先の具体的な代替案や提案をしない。
鳩山首相だけが愚直に国民の声を聞き袋だたきにあっている。

基地の移設先が見つからないことが問題だとは思わないのだろうか。
戦後から現在まで沖縄に米軍基地の大半を押しつけ、沖縄から基地移設を受け入れない。
しかし、防衛力のために米軍も維持したい。
この状況を作り出した我々が、鳩山首相を解決能力が無く愚かだと批判する権利があるのだろうか。

長い間一方的に沖縄に負担を強いておきながら、それについて何も恥じず。
解決努力を愚直にする首相に無責任な批判を続けることが本当に賢いことだろうか?

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このページは、kerberosが2010年5月 6日 04:42に書いたブログ記事です。

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